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商店街の中にさりげなく当たり前にあるデイサービスをめざして

 地元玉川学園の商店街の一角、マンションの一階につくられた軽度認知症の方を対象にしたデイサービス施設。ご利用者さんにとって駅前商店街の賑わいや道ゆく人の往来が小さな刺激になるように。また、買い物もデイサービスのメニューのひとつに出来るように。。と、丘の上のデイサービスセンターのブランチ施設として計画されました。

 外観は施設らしくないお店のような( 開設当初は「あら、パン屋さんじゃなかったの?」と言われる程 )華やかなたたずまいに、内部はやわらかく明るく落ち着いた雰囲気にしています。時には、地域に開放されてミニコンサート等も出来るようにと、木製で制作した自動ドアは全開できるようにさせていただきました。また、条例に基づき、道ゆく人もユニバーサルトイレを使用できます。

 このような小さな施設でも、用途変更申請(現状と新築時確認図書との相違があるととても大変)、建築物バリアフリー条例&町田市福祉のまちづくり総合推進条例、東京都&町田市介護福祉課との事前協議等、そして公金利用のため6社以上での入札と、ひととおりの事務手続きをクリアしないと出来上がりません。

まちかどデイサービス/軽度認知症者のデイケアルーム

デイサービス入り口の目隠しシート/外側から

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Works

デイサービス入り口の雨宿り空間/

予算上自動ドアは一カ所で木製全開自動ドアに。

暖かみと歩道からの引きが出来た。

デイサービス入り口の目隠しシート/内側から

シートのイラストは「住み良いまちと暮らしのデザインガイド」の表紙と同じ

 玉川学園まちづくりの会として、制作した

 「住み良いまちと暮らしのデザインガイド」

イラストは、まちづくりの会会員の娘さんのイラスト!

学園で楽しく協力しあって暮らすイメージが、いい感じに

表現されています

 デイサービスルーム/一年検査で伺った時の様子

 すっかり「らしく」なっている

入り口と受付&事務コーナー

デイサービスルームから水廻りを見る/

丸柱や面取りコーナー材で角を丸くしている

キッチン&ユニバーサルトイレを見る

一般用トイレ

相談コーナー兼職員休憩室